こんにちは!
PTE(Pearson Test of English)は、オーストラリアで看護師を目指すために必要な英語力を証明する試験のひとつです。特に、コンピューターベースで採点が速く、AI評価のため公平性があるというメリットがあります。
今回は、私が実際に取り組んだPTEの勉強方法について詳しく紹介します。使った教材やポイント、各セクションごとの対策をまとめたので、これから受験する人の参考になれば嬉しいです。
目次
PTEテストとは
テストの基本情報
- 試験時間:約3時間
- 試験形式:コンピューター受験
- スコア:10-90点
- 結果発表:通常48時間以内
- 有効期間:2年間 (オーストラリアでは3年間有効ですが、結果を移民局へ送るなどPTEから申請しないといけない場合は2年間)
テスト構成
まずは試験の構成を理解し、どのような問題が出るのかを把握しましょう。PTEはコンピューターベースの試験で、AIが採点を行うため、発音や流暢さ、文章構成などが特に重要になります。
試験の流れ
- スピーキング&ライティング(54~67分)
- リーディング(29~30分)
- リスニング(30~43分)Speaking & Writing(77-93分)
スピーキング & ライティング
- 個人用ヘッドセットを使用
- スピーキングとライティングの複合タスク
- 発音、流暢さ、文法、語彙などを評価
リーディング
- 学術的な文章の理解力
- 多様な形式の問題
- 時間管理が重要
リスニング
- 講義、会話などの理解
- ノートテイキングスキルが必要
- 最後のWrite From Dictationが特に重要
スコア基準
IELTS | 5 | 5.5 | 6 | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PTE | 41 | 46 | 52 | 59 | 66 | 75 | 82 | 88 |
効果的な学習方法
学習準備
APEuni VIP会員登録 サイトはこちら
- PTE対策に特化したオンラインプラットフォーム。
- 本番と同じ形式の問題が豊富にあり、練習すれば高確率で似た問題が出る。
- AIによるフィードバックで、発音や流暢さの改善ができる。
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勉強する時はApeuniの月間予想問題を中心に解いていく

学習計画の立案
- 目標スコアの設定
- 試験日までのスケジュール作成
- 優先順位の決定
Speakingセクションの勉強方法
1. Read Aloud(音読)★
✅ ポイント
- 大きな声ではっきりと読む(大きすぎると音割れするため逆に減点)
- 「ピー」という音が鳴ったらすぐに読み始める(3秒以内に話し始めないと無回答になる)
- 読み終わったらすぐに「Next」ボタンを押す(他の人の話し声が入ると流暢性にかけることがある)
- 間違えても言い直さない!発音がわからない単語は無視して読む(流暢さが最優先)
- 「, .」は少し間を空けて読む
- 抑揚をつけてネイティブっぽく話すと高得点
- ゆっくり話す方が得点が高くなりやすい
- 1日10個ほど練習すると効果的
2. Repeat Sentence(文章復唱)★
✅ ポイント
- とにかく練習あるのみ!
- 全単語を完璧に言おうとしない!4~6単語を拾って語順を守ることが大切
- 言い直さない!流暢さが最優先
- 録音が始まったらすぐに話し始め、終わったらすぐに「Next」ボタンを押す
- 覚え方のコツ
- 頭文字を書く → (例)The university library opens at 8. → T U L O A 8
- 内容をイメージする → 何の話だったかを頭の中で描く!
3. Describe Image(画像説明)
✅ ポイント
- テンプレートが使えなくなったのでとにかく説明する練習をする
- Apeuniで問題集で高得点の人の答えを参考にする
- 「ピー」という音が鳴ったらすぐに話し始め、終わったらすぐに「Next」ボタンを押す
- 時間が半分以上過ぎるまで話し続ける (約25秒)
4. Retell Lecture(講義要約)
✅ ポイント
- Describe Imageと同じ形式
- Lectureを聴いてキーワードを書き出す (名詞をメモする時はなるべく形容詞も一緒にメモを取る)
5. Short Answer Question(短答式問題)
✅ ポイント
- ここのセクションは高得点を取りたい人はしっかり答える
- 何回でも答えていい
- 特に事前に勉強しなくてもいい
Writingセクションの勉強方法
1. Summarize Written Text(文章要約)
✅ ポイント
- 文章の最初にあるトピックセンテンスを探し、そのまま使う
- 問題に出ている文章をそのまま書き写して2〜3文を接続しで繋いで一文にまとめる
- 75文字以内にまとめる(超えてはいけない!)
2. Essay(エッセイ)
✅ ポイント
- テンプレートを覚える!(質問が解決策を述べよと書いてあっても長所・短所のテンプレートでOK。テンプレートはネットにあるもので自分が覚えやすくて使いやすいものを探す)
- 問題からトピックを考える
- スペルがわからない単語は別の単語に変える
- 20分で250〜300字
- コピー&ペースト機能を活用する(テンプレートに何回か出てくるトピックセンテンスはコピペするとスペルミスを防げて時間の節約にもなる)
Readingセクションの勉強方法
1. Reading & Writing: Fill in the Blanks / Reading: Fill in the Blanks★
✅ ポイント
- APEuniと同じ問題が出ることが多い
- 文法と単語力が重要なので、間違ったところはしっかり理解する
- 覚えられるなら覚える!
Listeningセクションの勉強方法
1. Summarize Spoken Text
✅ ポイント
- Retell Lectureと同じく、キーワードをたくさん書き出す
- テンプレートを使う
2. Fill in the Blanks
✅ ポイント
- スペルミスに注意
- 複数形なのか過去形なのかも注意して聴く
- 前後の文章から品詞や複数形なのかを予測する
3. Highlight Incorrect Words
✅ ポイント
- 一番簡単に点数が取れる
- 曖昧なやつは外して確実なものだけにする (間違った単語を選択すると減点される)
- だいたい1問につき4〜5こぐらい間違っている単語ある
4. Write From Dictation(ディクテーション)★
✅ ポイント
- PTEで最も重要な問題!
- 何度も繰り返し練習して、すべての文章を覚えるつもりで挑む
- スペルがわからない単語は複数書いておく
- 文の語順が大事!
- リスニングの最後の問題なので、時間配分が超重要!
学習スケジュール例
3ヶ月プラン
1ヶ月目
- 基本的な問題形式の理解
- テンプレートの習得
- 基礎語彙・文法の強化
2ヶ月目
- ★重要項目の集中練習
- 模擬テストの開始 (Apeuniのモックテストを活用)
- 弱点の把握と改善
3ヶ月目
- 本番を想定した総合練習
- 時間配分の完全把握
- 予想問題の徹底練習
- Peasonが出している公式練習テストを受ける
1日の学習計画例
- 朝:Read AloudとRepeat Sentenceの練習(各30分)
- 昼:Write From Dictation(30分)
- 夕:Fill in the Blanks(30分)
- 夜:総合練習(1時間)
ここに出てこない問題はそこまで重要ではないため勉強しなくても大丈夫です。★マークを中心に勉強しましょう!
まとめ
PTEの成功には、以下の要素が重要です:
- 重要項目(★)への集中的な取り組み
- 効率的な時間配分
- 計画的な学習スケジュール
- 実践的な問題演習
- テンプレートの効果的活用
この学習方法に従えば、目標スコアの達成に近づくことができます。焦らず、計画的に進めていくことが重要です。
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